こんにちは、Big L(ビッグエル)です。
ラグビーはコンタクト(ぶつかり合い)ありきのスポーツ。
日々のコンタクト練習は欠かせませんよね。
しかし、初心者へ向けてのコンタクト練習やゲームの調整期間には、怪我防止の観点からも、ある程度強度を調整した練習をする必要があります。
そこで、今回の記事では筆者のおすすめするリンドスポーツさんのタックルバック(ヒットバック)について紹介していきます。
リンドスポーツさんのタックルバックは品質、強度、コスパの面で優れており、私もチームの練習で愛用しています。
この記事を読むことで
- タックルバックとは何か?
- タックルバックの使い方
- タックルバックのメリット・デメリット
について理解することができます。
どちらかというと、コーチやチームの運営者に向けての記事となりますが、個人的にヒットバックの購入に興味がある人にも有用な内容となっています。
ぜひ最後まで読んでいただき、今後の参考にしてください。
それではよろしくお願いします!
タックルバック(ヒットバック)とは
まず、タックルバック(ヒットバック)とは
コンタクト(ぶつかり合い)練習の際に用いられる。コンタクトの衝撃をやわらげるための道具
のことです。
タックルバックを利用することで、ある程度の強度を担保しながら接触の際の衝撃をやわらげ、効率的なコンタクト練習をすることが可能です。
また、コンタクト練習全般において便利なタックルバックですが、考え方によってはさまざまな利用の仕方があります。
その一例を以下で紹介していきます。
タックルバック(ヒットバック)の使い方
ここでは、タックルバックの使い方や活用方法について紹介します。
タックルバックはコンタクト練習に必須のアイテムですが、考え方やアイディア次第でさまざまな活用方法があります。
これからラグビーを始めたい方や初心者も、タックルバックを使って強度を調整することで安全にコンタクト練習を行うことができるので、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。
タックルバックの持ち方
タックルバックは、基本的に以下の写真のような持ち方で利用します。
この場合はもう1方の腕が使えるので、その腕で相手のボールにプレッシャーをかけたり、相手を掴んだりすることができます。
他にも両手で持ったり地面においてクッションとして使うなど、汎用性は高いです。
それでは、これからタックルバックの活用法について解説していきます。
活用法①:ボールキャリー、タックルの練習
活用法の1つ目はボールキャリー(ボールを持った人が前進するプレーのこと)やタックルの練習です。
1番シンプルな練習として以下のような1対1の練習があります。
タックルバックを利用することで、安全を確保した上で当たる姿勢の確認や強度の調整がしやすくなります。
活用法②:オーバー(ラックでのサポート)の練習
活用法の2つ目はラックの練習に活用することです。
アタックのサポートでは、ボールに絡むディフェンス側のプレイヤー(ジャッカラー)を押し返す(オーバー、スイープともいう)必要がありますが、初心者はゴチャゴチャした密集で身体を当てに行くことに恐怖心を持つ人も少なくありません。
そんな時には、タックルバックを利用してジャッカラーを押し返す練習(オーバー、スイープ)を繰り返し行うことで、適切な姿勢やコツを掴むことができ、恐怖心なども取り除きやすいというメリットがあります。
また、ディフェンス側のプレイヤーがアタック側のサポートプレイヤーを押し返し、ターンオーバー(ボールを取り返すこと)を狙う練習も可能です。
活用法③:硬い地面で練習する際のクッションとして
その他、タックルバックは工夫次第でさまざまな練習に活用することができます。
雨の日にグラウンドが使えない時、室内などで簡単なコンタクトの練習をすることがあります。
その際にコンタクトバックを地面において、倒された後の立ち上がる練習に利用したり、タックルバックをボールキャリアに見立て、倒した後にすぐにリアクションをとる練習に活用するなど、考え方次第でさまざまな練習で利用可能です。
タックルバック(ヒットバック)のメリットとデメリット
ここからはタックルバックのメリットとデメリットを解説していきます。
あくまで私の考えも含めたものなので、参考程度にしていただければと思います。
メリット
私が考えるタックルバックのメリットは以下の3つです。
- 安全性
- 強度の調整ができる
- コンタクトの練習を多く行うことができる
安全性
プレイヤーやコーチは、安全性が確保できる姿勢や当たり方を理解することが必須です。
その姿勢や当たり方のコツを学ぶ(教える)時に、最初から強度の高い生身の人間同士のぶつかり合いをしてしまうと、理解を深める前に恐怖心を抱いてしまうことなどに繋がりかねません。
タックルバックは、ぶつかる時の衝撃を柔らげてくれるので、恐怖心を徐々に払拭したり、心理的に余裕を持ったコンタクト練習が可能となり、結果的に正しい姿勢や当たり方を最短で理解する(理解させる)ことが期待できます。
強度の調整ができる
コンタクトの姿勢がとれるようになってきたら、ある程度安全を確保した上で少しずつ強度をあげることもできます。
また、フルコンタクト(本気でぶつかり合うこと)の練習でも、姿勢の状況や修正点があった場合は強度を落としてフィードバックをすることも可能です。
コンタクトの練習を多く行うことができる
前述したように、タックルバックはクッションの役割を果たして体への衝撃を緩和することができるといったメリットがあります。
通常のフルコンタクトの練習では、怪我予防の観点から『集中して短時間で』行うことが多いのですが、タックルバックがあることで、フルコンタクトの練習よりも長めの練習時間を確保することができます。
ゲーム前の時期に怪我を予防しながらコンタクト練習を長く入れたい時には、タックルバックの活用を検討してみてもよいでしょう。
デメリット
私自身、タックルバックは画期的なアイテムだと思っているのですが、あえてデメリットをあげるとしたら以下の2つになるかと思います。
- 大きいので持ち運びに不便
- 頼りすぎると実践に結びつかない場合がある。
順に解説していきます。
大きく持ち運びが不便
タックルバックにはさまざまな形状があります。
私は持ち運びがしやすいようにフラットタイプ(四角柱の形)のものを利用していますが、商品によってはヒットする面がカーブ状になっているものもあります。
また、大きさもさまざまでそれだけで車のスペースを埋めてしまうものもあるので、遠征などが多いチームは持ち運びのことなども考えて購入を検討するとよいでしょう。
頼りすぎると実践に結びつかない場合がある。
タックルバックは強度が調整できるところがメリットと解説しましたが、タックルバックに頼りすぎると、実際のゲームで成果を発揮できないこともあります。
これはタックルバックに依存しすぎることが原因になっている場合があり、タックルバックを利用した練習とフルコンタクトの練習をバランスよく織り交ぜることがポイントになります。
おすすめ商品
ここまでの解説で、タックルバックについての理解を深めることができたでしょうか?
ここからは、私がおすすめするタックルバックを紹介します。
今回は、私がずっと愛用しているリンドスポーツさんの商品を紹介させていただきます。
リンドスポーツさんの魅力はなんといっても『高コスパ』なところ。
安い上に高品質です。
以下におすすめのタックルバックを紹介します。
LINDSPORTS(リンドスポーツ)|ヒットバッグ Aタイプ タックルダミー
こちらのタックルダミーはヒットする面にカーブがかかっているタイプです。特にタックルの練習において、ヒット後のバインド(相手を引き寄せること)がしやすいといった特徴があります。
LINDSPORTS(リンドスポーツ)|ヒットバッグ フラットタイプ
こちらのヒットバックは四角柱状のタイプで、私もこの商品を利用しています。先に紹介したAタイプのものに比べ、タックル後のバインドなどにおいてはやりづらい部分があるかもしれませんが、個人的には慣れれば支障はないかと感じています。ブロック状なので車にも積み込みやすく、持ち運びには便利です。
まとめ
それでは、これまでの内容をまとめていきます。
タックルバックとは
コンタクト(ぶつかり合い)練習の際に用いられる。コンタクトの衝撃をやわらげるための道具
のことです。
タックルバックを利用することで、ある程度の強度を担保しながら接触の際の衝撃をやわらげ、効率的なコンタクト練習をすることが可能です。
また、工夫次第でさまざまな利用の仕方があります。
今回この記事では
について解説しました。
この記事が、ラグビー初心者やコーチの方々の参考になれば嬉しいです。
他にもコーチとして現在利用しているおすすめの道具やラグビーに関する情報を記事にまとめているので、読んでみてくださいね。
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それでは、また!
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