
「ラグビーをやってみたいけどコンタクトスポーツだから怪我をしないか不安」
「少人数のチームでなかなかゲームができる人数が揃わない」
T1ラグビーは、そんな悩みをもっている人たちにはピッタリのノンコンタクト(ぶつかり合いがない)ラグビーです。
本記事では「T1ラグビー」の特徴や魅力について、できるだけ簡潔にわかりわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
T1ラグビーって何?
冒頭でネタバレしちゃいましたが「T1ラグビー」は
だれもが楽しめるノンコンタクトラグビー
のこと。
ラインアウトやスクラム、キックやブレイクダウンなどの本来のラグビーの動きを残しながらも、ぶつかり合いをなくし、誰もが簡単かつ安全にプレーできるルールが取り入れられています。
年齢や経験値を問わず安全に取り組めるため、日本ラグビー協会でも導入が推奨されている競技です。
それでは「T1ラグビー」とはどのようなものなのかを具体的に見ていきましょう。
どんな特徴があるの?
以下に「T1ラグビー」の特徴を簡単にまとめてみました。
コンタクトがない
ラグビーにおけるコンタクトプレー(ぶつかり合い)は、他のスポーツにはない大きな魅力のひとつです。
一方で、初心者にとってはラグビーを始める際の障壁となることも少なくありません。
その点、「T1ラグビー」にはタックルやブレイクダウンといったコンタクトプレーがなく、ラグビー初心者の方でも気負わずに安心して取り組むことができます。
だれでもできる
コンタクトを伴うラグビーは、これまで安全を確保するという観点から、年齢や体格などに応じてチーム分けを行うなどの配慮がなされてきました。
「T1ラグビー」においては、子供から大人まで年齢を問わずに同一チームでプレーすることが可能です。
また、ルールもシンプルなのですぐに覚えることができ、初心者でも気軽に始めやすいといった特徴もあります。
ラグビーの楽しさを味わえる
「T1ラグビー」はコンタクトこそありませんが、攻撃や守備においてラグビーに近い動作が取り入れられているため考えながらプレーでき、ラグビー本来の楽しさを味わうことができます。
簡単にルール解説
それでは「T1ラグビー」のルールを簡単に解説していきます。
具体的な競技規則と動画については、本記事の最後に日本ラグビーフットボール協会が提供している原文のリンクを貼っておきますので、後ほど参考にしてください。
基本ルール | |
人数 | 最大7名(年齢、性別混合可) |
交代 | 自由 |
試合時間 | 10分ハーフで変更可 |
攻撃(アタック) | ・7フェーズ以内で得点(トライ)を狙う(DFに1回タッチされたら1フェーズ) ・トライはトライラインをこえてボールを地面に置く ・フェーズ間はパスまたはキックで継続 |
守備(ディフェンス) | ・タッチまたはタグを取る事で相手の前進を阻止する |
反則 | 【危険なプレー】 ・ハイタッチ(肩または肩より上のタッチ) ・不適切なタグやタッチ※ペナルティ後は「タップ&パス」で再開 |
柔軟なルール | ・人数やコートの大きさは合意の元で変更可・キックや争奪の有無も変更可 |
スキル | |
ラン | ボールを持ったランニングでトライを狙う。 |
キック | 基本的に自由。再開はドロップキック。 |
ラインアウト | 3他3で争奪なし |
スクラム | 3対3で争奪なし |
ブレイクダウン | アタック2名、ディフェンス3名の5人が形成 |
※上記リンクは日本協会のホームページより引用しています。
まとめ
T1ラグビーは、年齢・経験問わず楽しめるノンコンタクトラグビーです。
タックルやブレイクダウンなどのぶつかり合いをなくし、安全で誰でも参加可能。
競技規則は制定されていますが、プレイヤーのカテゴリーやスキルの度合いに応じて柔軟に変更できます。
初心者でもラグビーの戦略性や楽しさを体感できる競技です。
指導者の方々にもぜひ知っていただき、現場での指導や競技普及の一助として活用してほしい競技です。
他にもラグビーに関する情報をまとめた記事がありますので、よければ以下のリンクからご覧ください。
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