こんにちは、Big L(ビッグエル)です!
今後ラグビーを普及•発展させていくためにはコーチやレフリーなどの『ラグビーを支える』側の人たちの存在も重要となってきます。
特にコーチにおいては、質の良い練習環境を整備するためにも練習道具についての知識は必要です。
今回の記事では、小学校〜高校生までのチームのコーチもしている私が、これまでに買って長期で愛用している道具(または現在は利用していないがおすすめできる道具)を紹介します。
今日の練習楽しかったよ!また来週来るね!
そんなことをプレイヤーに言ってもらえる練習環境を作っていくためにも、ぜひ参考にしてください。
それではよろしくお願いします!
コーチングの際に気をつけていること
まずは、私がコーチングをする際に気をつけている内容を2つあげておきます。
いくら道具を揃えたからと言っても、以下の考え方はコーチとして確実におさえておかないといけない部分なので、しっかりと覚えておきましょう。
安全性の確保
まず第1に考えることは
プレイヤーの安全性が確保されているかどうか
ということ。
プレイヤーは安全性が担保されてはじめて練習に打ち込むことができます。
プレイヤーの年齢、経験値、フィットネス(体力)、コートの広さ、参加人数などを考慮して、練習を通して怪我をすることがないようにトレーニングの内容を組み立てる必要があるのです。
道具を利用して安全性を確保するということを考えた時には以下のような配慮ができます。
- 壁や物などの衝突を避けるためにマーカーで練習のスペースを区切る。
- コンタクト(ぶつかり合い)や部分的な練習の際に適宜笛や電子ベルなどを使って練習をコントロールする。
- タックルバック(ヒットバック)などを利用して練習の強度を調整する。
利便性に加えて、安全性を確保する目的としても道具を効果的に利用しましょう!
練習環境に応じた内容(場所の大きさ•参加人数など)
毎日同じ場所や人数で練習できれば良いのですが、実際はそのような状況にならないのが普通です。
いつも練習している場所であったとしても、他の団体が一緒に活動することになったり、天候によって一部が使えなくなるなど、さまざまな要因が想定されるでしょう。
また、毎日全員が練習に参加できると言ったわけでもありませんし、合同練習などではいつもより多くの人数が練習に参加することもあります。
このようなことから、コーチには常に起こる環境の変化に柔軟に対応する力が必要になってきます。
そんな時は、道具に頼るのも1つの方法です。
例えば
- マーカーの色を変えて立ち入っていけない場所や区画を見分けやすくする。
- 大人数の場合はビブスなどを使ってチームやグループ分けを行う。
- 練習場所が変わった時は、メジャーなどで普段の練習場所と同じ区画をつくる。
などです。
道具はアイディア次第でいろんな使い方ができますよ。
道具は手軽に持ち運べて機能的なものを選ぶ
これは私の個人的な見解になるので参考程度にして欲しいのですが、ラグビーの練習で利用する道具を選ぶ際は以下の内容を考えて購入しています。
- 手軽に持ち運べる道具
- 機能的な道具
- できるだけコンパクトに少なくする
この3点についてそれぞれ解説していきます。
手軽に持ち運べる道具
私が道具を選ぶ基準の1つとしているのが『手軽さ』です。
私が受け持っているチームは、毎日同じ環境で練習ができません。
日によっては3km以上離れた場所で練習することもあります。
そのような練習環境の中で、大きかったり、重いものを遠方へ運ぶのは結構な労力ですので、なるべく小さく軽い手軽に持ち運べる道具を選ぶようにしています。
機能的な道具
前述した『手軽さ』だけを追求するのではなく、道具には『機能性』も求めます。
例えばマーカーなどは、立体型だと選手が蹴ってしまって区画の大きさがわからなくなったり、スタート地点やゴールが曖昧になったりすることがあります。
最近は、そのような課題を解決できるゴム製の平らなマーカーも販売されており、選手が蹴ったり、練習の中で動くことが少なくなりました。
他の道具も『機能性』を考えて購入することで、練習が効率よくスムーズに進むようになります。
できるだけコンパクトに少なくする
私自身、車での移動が多い地域に住んでいるので、車にすぐに積むことができる最小限の道具を利用するようにしています。
また、軽くて丈夫な衣装ケースなどを利用して、その中に細かな道具を入れることで、できるだけコンパクトにまとめています。
私と同じ境遇の方は、手軽に持ち運べて移動先ですぐにラグビーの練習やゲームができるよう、工夫して道具を選ぶと良いでしょう。
おすすめコーチング用道具
それでは、ここからは私が現在利用している道具(買ってよかったものも含めて)を紹介していきますので、参考にしてください。
笛
練習中にアドバイスをしたい時や危険なプレーなどがあって練習を止めたい時などに活躍します。室内用の笛とは違い、少し低音質な音ですが、大きく通った音が出るので広いグラウンドでも活躍してくれると思います。写真はACME(アクメ)社の笛でラグビーのレフリーも多くの人が愛用している商品です。安いプラスチックタイプのものもあり、コーチだけされている方ならそちらの方を購入しても問題ないでしょう。
電子ベル
手に持ってボタンを押すだけで大きな音がグラウンド内に響きます。笛は口に咥える必要がありますが、こちらの電子ベルは手に持ってボタンを押すだけなので、笛を咥える煩わしさはありません。しかし、電池の交換や雨などの影響を受けることもあります。
マーカー
おすすめなのは丸いフラットなマーカーです。立体状のものだとプレイヤーが蹴って動くことがありますが、こちらのタイプは踏んでも破損せず、動くことも少ないです。タッチラインはよく見えやすいように立体型のマーカー、練習を行う場所はフラットマーカーという使い分けもできます。
メジャー
巻き取り式のものがおすすめです。できれば100mタイプのものであれば、シニアのゲームのコート作成にも対応できるので機能的。出入り口の部分でテープが絡まることもあるので、テープが出入りする部分の手前で指でテープをつまみながら巻き取ると絡まずに綺麗に巻き取ることができます。
コンテナボックス
頑丈なコンテナボックスに道具を入れることで、道具をコンパクトにまとめることができます。ホームセンターなどにも売っているもので問題ありませんが、できるだけ頑丈なものを選ぶと良いでしょう。
大型のキャリーバック(遠征時などで利用)
遠くで遠征する場合や練習試合などで、たくさんの道具をこのバック1つにまとめることができます。ボールや空気入れ、コーン、テーピングなど、細々としたものを1つにまとめることで、道具を紛失したりするリスクも下げることができます。また、キャリーケースとしても利用できるので、持ち運びもとても楽でおすすめです。
ビデオカメラまたはiPhone
練習試合などでゲームの内容を映像におさめておいて、あとから選手へのフィードバックするためには必須のアイテムです。私は以前まではビデオカメラを利用していましたが、現在はiPhoneの画質がかなり良くなっているのでそちらを利用するようにしています。iPhoneだと選手も利用している人が多いのでAirDropなどでも映像を共有しやすいです。良好な画質で提供したいというのであればビデオカメラがいいでしょう。
その他関連記事
今回紹介した道具以外にも、ラグビーに必要な道具は以下の記事にまとめています。まずは『ラグビーのゲームができる最低限の道具』を揃えて、あとは必要に応じて買い足していく方が経済的にも良いと思います。
まとめ
それでは、今回の内容をまとめます。
練習環境を整えていく上で道具に関する知識は必須ですが、まずコーチが第1に考えることは
プレイヤーの安全性が確保されているかどうか
ということ。
プレイヤーは安全性が担保されてはじめて練習に一生懸命打ち込むことができます。
また、プレイヤーの年齢、経験値、フィットネス(体力)、コートの広さ、参加人数などを考慮して、練習を通して怪我をすることがないようにトレーニングの内容を組み立てる必要があります。
この前提条件をもとに、道具を以下のように使うと安全性も担保されます。
- 壁や物などの衝突を避けるためにマーカーで練習のスペースを区切る。
- コンタクト(ぶつかり合い)や部分的な練習の際に適宜笛や電子ベルなどを使って練習をコントロールする。
- タックルバック(ヒットバック)などを利用して練習の強度を調整する。
そして、毎日同じ場所や人数で練習できれば良いのですが、実際はそのような状況にならないのが普通です。
このようなことから、コーチには常に起こる環境の変化に柔軟に対応する力が必要になってきます。
そんな時は、道具に頼るのも1つの方法です。
例えば
- マーカーの色を変えて立ち入っていけない場所や区画を見分けやすくする。
- 大人数の場合はビブスなどを使ってチームやグループ分けを行う。
- 練習場所が変わった時は、メジャーなどで普段の練習場所と同じ区画をつくる。
など。
道具はアイディア次第でいろんな使い方ができます。
これは参考程度にして欲しいのですが、私がラグビーの練習で利用する道具を選ぶ際、以下の内容を考えて購入しています。
- 手軽に持ち運べる道具
- 機能的な道具
- できるだけコンパクトに少なくする
毎日同じ場所で練習ができないチームや遠征などのことも考えて道具を選ぶのであれば参考になるかもしれません。
今回私が長期で利用しているおすすめ商品も以下の商品も紹介したので参考にしてみてください。
これからもラグビーの普及発展に貢献すべく、初心者にもわかりやすい記事や最新情報を発信していきたいと思います。
他にも関連記事がありますので、よければご覧ください。
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