【ラグビーポジション解説】センター(CTB)の役割について

ラグビーの知識(ルール•コーチングなど)

こんにちは、Big L(ビックエル)です!

コンタクト(ぶつかり合いのこと)を伴うラグビーでは、屈強なフォワードのプレイヤーの突破も魅力的ですが、パスによって大きく展開されたボールをスピードのある力強いランニングでトライへ結びつけるプレーにおいても我々を魅了させるものがあります。

特にバックスの中のセンター(CTB)というポジションは、主にスタンドオフからパスされたボールをコンタクトを伴う力強いランニングで前へ運ぶ役割を担います。

今回はその『センター(CTB)』について、その役割と求められている資質について解説していきます。

この記事は

初心者ラガー
初心者ラガー
  • センターってどこ?
  • センターの役割は?
  • 求められる資質について知りたい!

そんな悩みを解決します。

Big L
Big L

ぜひ最後までお付き合いください!

 



センター(CTB)とは

センター(CTB)は12番と13番を身に着け

12番を『インサイドセンター』

13番を『アウトサイドセンター』

と呼びます。

アタックの際は主にパスやランなどで相手のディフェンスラインの突破を狙います。

ディフェンス時の役割はその逆で、突破を狙ってきた相手の前進を阻止する仕事を担います。

基本的に両センター(インサイドセンターとアウトサイドセンターのこと)とも足が速く、フィジカルに優れているプレイヤーが多い印象です。

それでは、これからセンター(CTB)の役割や求められる資質について詳しく解説していきます。

センター(CTB)の役割

それでは、センターの役割について詳しく解説していきます。

今回はインサイドセンター(背番号12番)とアウトサイドセンター(背番号13番)に分けて、その特徴も含めて紹介します。

インサイドセンター(背番号12番)

インサイドセンターはスタンドオフに似た役割(パスなどによる攻撃の組み立て)に加えて、自らディフェンスラインの突破を図るなど、適切な判断力と基本スキルの高さが求められるポジションです。

ディフェンスの場面においては、隣りにいるプレイヤーとの連携を図りながらディフェンスラインを一定に保つためにコミュニケーションをとったり、突破を図ってくるフォワードのプレイヤーへのタックルも多いポジションと言えるでしょう。

アウトサイドセンター(背番号13番)

アウトサイドセンターは、インサイドセンターに比べてスピードがあるプレイヤーが多く、ディフェンスの間を狙って突破する能力やオーバーナンバーの場面(相手のディフェンスより味方のアタックの人数が多い状態)でのアタックスキルに長けたプレイヤーが適しています。

ディフェンスの場面では、味方のウイング(WTB)とコミュニケーションを取りながらタッチラインに相手を追い込むディフェンスなどを得意とします。

センター(CTB)に求められる資質

それでは、前述の役割を踏まえて、センターにはどのような資質が求められるのかを解説していきます。

強靭なフィジカル

1つ目は強靭なフィジカルを兼ね備えていることです。

センターはバックスの中でもコンタクトの多いポジション。

アタックでは相手のディフェンスラインを突破するためのコンタクトを伴ったランニング、ディフェンスの局面では相手のフォワードやバックスの突破を阻止するためのタックルなどを頻繁に行います。

フィジカルは、そんな力強いプレーを実現するためには必要不可欠と言えるでしょう。

ランニングスピード

センターにとっては、フィジカルの強さと同時に、ランニングスピードも重要になってきます。

スタンドオフなどからのパスを受けて、相手のディフェンスラインを突破したり、ディフェンスの際には、相手のバックスのプレイヤーに追いついてタックルするような場面が多くあるからです。

ランニングスピードがあることで、アタック、ディフェンスの両面で大きなメリットがあるのです。

判断力

これはどのポジションにも共通して言えることですが、センターにおいても瞬間的な『判断力』は攻守に大きな影響を与えます。

アタックの際にはパスをするか自分で相手を抜き去るかの判断、ディフェンスの際には自分がタックルに行く場面なのか、それとも味方の別のプレイヤーに任せるのかの判断を短い時間でする必要があるからです。

仮に判断を誤った場合は、アタックが失敗に終わってしまったり、ディフェンスでは相手に大きく前進を許してしまうことになりかねません。

これらの理由から、センターの『判断力』はゲームの進行に小さくない影響を与えるのです。

パススキル

前述したフィジカルやランニングスピードに加えて、味方を活かすためのパススキルも身につけておきたいスキルの1つです。特にインサイドセンターは精度の高いパスが求められることが多い印象です。

センターはスタンドオフからのパスを受けて、相手ディフェンスとの距離感を感じながら、または自分にタックルをさせて味方を活かすようなパスをする場面が多くあるからです。

2対1や3対2などの有利な場面、または相手のディフェンスとアタックの人数が同じ場面でも、自分のフィジカルやランニングスピードを活かしながら精度の高いパスを行えるセンターがいると、チームのアタックが得点につながる確率が格段に上がるでしょう。

コミュニケーション能力

センターは攻守を通して味方との密なコミュニケーションが取れるプレイヤーが望ましいです。

アタック場面では自身の正面に立っているディフェンスプレイヤーの状況やスペースの状況、チャンスかそうではないのかなど、ボールを持っていない数秒間で味方に伝達する能力が求められます。

ディフェンスにおいても味方に「誰をマークアップしているのか」などを常に伝え続けることが重要です。

コミュニケーション能力に優れたセンターの存在は、攻守において間違いなく良い影響を与えるでしょう。

 



まとめ

センター(CTB)は12番と13番を身に着け

12番を『インサイドセンター』、13番を『アウトサイドセンター』

と呼びます。

インサイドセンターはスタンドオフに似た役割(パスなどによる攻撃の組み立て)に加えて、自らディフェンスラインの突破を図るなど、適切な判断力と基本スキルの高さが求められるポジションです。

アウトサイドセンターは、インサイドセンターに比べてスピードがあるプレイヤーが多く、ディフェンスの間を狙って突破する能力やオーバーナンバーの場面でのアタックスキルに長けたプレイヤーが適しています。

また、センターに求められる資質を5つ解説しました。

ポジションの特性を知ることで、自身の練習や観戦をより楽しく充実したものにしていけるといいですね!

今回の内容は以上となります!

他にもラグビーに関する情報をまとめた記事がありますので、よければ以下のリンクからご覧ください。

その他の参考記事リンク
  • ブログ記事全体を見たい方

まとめ記事

  • ラグビーの書籍が知りたい方

おすすめ書籍の記事

  • ラグビーの道具について

ラグビーボール

ヘッドギア

ラグビーパンツ

タックルバック

キックティ

プロテイン

コーチング用道具

レフリー道具

にほんブログ村 その他スポーツブログ ラグビーへ
にほんブログ村↑ブログ村も始めました。よければクリックして応援お願いします。

『X(旧Twitter)』もやっていますので、よければフォローお願いします。

それでは、また!

※本記事はPR広告を含みます

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました