こんにちは、Big L(ビッグエル)です!
『ラグビーを始めたけど、ルールについて簡単に解説してほしい』
『ゲームを観ることは好きだけど、ルールがわからない』
そんな悩みをお持ちの方に、できるだけわかりやすくラグビーのルールについて解説します。
私のラグビーに関する記事では
『ラグビー初心者がラグビーのゲームの流れを理解できる』
をコンセプトに、ルールについての知識を深めるコンテンツを提供します。
今回は、ゲームで反則が起こったときの再開方法を解説していきます。
この記事を読むことで
- 各反則における再開方法って何?
- 各反則における再開方法の種類は?
そんな悩みを解決します。
ぜひ最後まで読んでいただき、これからの練習やゲームに活かしていただけたらと思います。
それではよろしくお願いします。
ルールを理解することで、ゲームを有利に進められるようになるよ!
試合の再開方法とは
試合の再開方法とは得点が決まった時や、反則によりゲームがストップした時に、試合を再び始める方法のことです。
ゲームの再開方法を知ることで、チームの戦略に活かすことができるようになることはもちろん、得点に繋げる素早いリスタートに繋げることも可能になります。
起こり得ることに備えて知識を身につけ、あらゆる場面に対応できるようにしましょう。
再開方法の種類
ラグビーにはこれから説明する7種類の再開方法があります。
軽微な反則と重い反則で再開方法が異なりますので、この場でしっかりと確認して、皆さんのゲームに活かしてみてください。
スクラム
スクラムは軽微な反則が起こった時に再開する方法です。
15人制のラグビーだと、お互いのチームのフォワード(FW)8人が組み合い、その中に攻撃側のチームがボールを投入することによりゲームを再開させる方法となります。
※7人制ラグビーは3人、10人制ラグビーは5人でスクラムを組みます。
以下の写真がスクラムです。
ラインアウト
ラインアウトはボールがコート外(タッチラインの外)に出た時の再開方法です。
下の図のように敵と味方で1列に並び、お互いの列の間にボールを投げ入れることによってゲームを再開します。
ボール獲得のためであれば、ラインアウトの列に並んでいる味方同士でプレイヤー持ち上げて投げ入れるボールをキャッチしたり、相手のボールを奪うことができます。
ラインアウトは高さがあるダイナミックな争奪も魅力です。
キックオフ
キックオフは、ゲームの開始時とトライ(得点が決まること)後にゲームを再開させる方法です。
コートの中央ライン(ハーフウェイライン)を基準に敵と味方に分かれ、ハーフウェイラインの中央部分でボールを1度地面にバウンドさせ、跳ね上がってきたボールを相手陣地側に蹴り返して(ドロップキックという)ゲームを再開させます。
22m地点でのドロップアウト
22mラインより自陣側からキックオフと同じ要領で試合を再開させる方法です。
22mラインと再開位置などは下の図を参考にしてください。
22m地点でのドロップアウトとなるケースは以下の通り
・ペナルティゴールが失敗した(相手チームによりインゴール内で地面に付けられたり、ボールがデッドになった場合)
・ドロップゴールが失敗した(相手チームによりインゴール内で地面に付けられたり、ボールがデッドになった場合)
・ドロップアウトが相手チームによってインゴール内で地面に付けられたり、ボールがデッドになった場合
・ペナルティーキックやキックが相手チームのタッチインゴールまたはデッドボールラインから出た(蹴った地点からのスクラムとの選択)
ゴールラインドロップアウト
ゴールラインドロップアウトとは、ゴールラインより自陣側のインゴール内から、ドロップキックによって試合を再開する方法です(下図参照)
ゴールラインドロップアウトになるケースは以下の通り
・相手チームによって持ち込まれたボール(特にトライをしようとした時)をグラウンディングできない状態にした(ヘルドアップ、ヘルドボールという)
・相手チームのキックによって自陣インゴールに運ばれたボールを自陣インゴール内でグラウンディング、またはデッドにした。
・攻撃側のプレイヤーが、相手のインゴールでノックオンした。
ゴールラインドロップアウトについてより詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
ペナルティキック
重大な反則に対して、反則をしていない側に与えられるキックです。
レフリーによってノックオンやスローフォワードなどよりも長めの笛が吹かれ下の写真のようなジェスチャーを行います。
ペナルティキックを与えられたチーム(反則を犯していないチーム)は以下の4つの選択肢の中から、再開するプレーを選択できます。
・マイボールスクラム
・タッチラインに蹴り出してマイボールラインアウト
・ペナルティゴール
・タップキック(ボールを足で少し蹴り上げること)からのクイックリスタート
フリーキック(2024年6月追記)
反則またはマーク(自陣側22m以内のエリアで相手のキックしたボールを直接「マーク」と叫びながらキャッチする行為)に対して、一方のチームに与えられるキック
レフリーによってノックオンやスローフォワードなどよりも長めの笛が吹かれ下の写真のようなジェスチャーを行います。
フリーキックを与えられたチーム(反則を犯していないチーム)は以下の2つの選択肢の中から、再開するプレーを選択できます。
・ペナルティゴール
・タップキック(ボールを足で少し蹴り上げること)からのクイックリスタート
ペナルティキックと異なるのは、蹴り出してもマイボールラインアウトとならず、相手ボールのラインアウトからの再開となります。
※2024年7月より、フリーキックでは、スクラムを選択できなくなりました。
まとめ
それでは、これまでの内容をまとめていきましょう。
試合の再開方法とは
得点が決まった時や、反則によりゲームがストップした時に、試合を再び始める方法のこと
です。
ゲームの再開方法を知ることで、チームの戦略に活かすことができるようになることはもちろん、得点に繋げる素早いリスタートに繋げることも可能になります。
試合の再開方法は以下の7つ
再開方法を知ることで、ゲームを優位に進めたり、ゲーム中に良い判断ができるようになります。
初心者の方々がわかりやすく理解できるように、細かな部分は省いていますので、もし何かわからないことがあれば、X(旧Twitter)のDMやお問い合わせより質問してください。
この記事が、皆さんのラグビーライフの一助になれば嬉しいです。
他にもラグビーに関する情報をまとめた記事がありますので、よければ以下のリンクからご覧ください。
それでは、また!
※本記事はPR広告を含みます。
コメント