【ラグビーポジション解説】スクラムハーフの役割について

ラグビーの知識(ルール•コーチングなど)

こんにちは、Big L(ビッグエル)です!

ラグビーでは、ボールを前に運ぶために各ポジションのプレイヤーが一人ひとりの役割を果たすことが大切です。

大柄な選手の力強いぶつかり合いや、ボールをダイナミックに展開し、トライにつながるプレーは私達観衆を楽しませてくれます。

今回は、各ポジションの能力を最大限引き出す役割をしている『スクラムハーフ』に注目してみたいと思います。

本記事では

初心者ラガー
初心者ラガー
  • スクラムハーフってどんなポジション?
  • 役割について知りたい!
  • 向いている人の特徴は?

そのような悩みを解決します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね! 

Big L
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それではよろしくお願いします!

 



スクラムハーフとは

ラグビーでは、ポジションのかたまりを大きくフォワード(FW)とバックス(BK)に分類しており、スクラムハーフはバックス(BK)に分類され、背番号は9番を着用します。

スクラムハーフは小柄な選手が多く、総合的な運動能力が高いプレイヤーが多い傾向にあります。

そんなスラムハーフの役割について、以下で深堀りしていきます

スクラムハーフの役割

スクラムハーフの役割は、大きく以下の3つがあげられます。

  • ゲームメイク
  • 密集から次の攻撃へパスを繋げる役割
  • ディフェンス時の司令塔

それぞれ解説していきます。

ゲームメイク

スクラムハーフの大きな役割の1つとして挙げられるのが『ゲームメイク』で、いわゆる『自チームのコントロールをすること』です。

アタック時には、大きな選手に指示を出して突破を図ったり、密集(ラックやモールなど)からパスを出して空いたスペースにボールを運び前進を狙います。

また、素早いスクラムハーフのプレイヤーは自分の判断で空いたスペースに走り込み、アグレッシブな攻撃をすることもあります。

密集から次の攻撃へパスを繋げる役割

ラグビーのアタックにおいて、基本的にフォワード(FW)は狭いスペースで前進を狙い、バックスは広いスペースにパスを展開して前進を狙います。

最終的にはどちらもラックなどの密集を形成することが多いのですが、その密集から次の攻撃へボールをつなげる役目を果たすのがスクラムハーフです(スクラムハーフ以外でもボールをつなげることができます)

ラックからのスピーディーな展開と的確な指示で相手を撹乱し、味方の走り込むスペースを作ることを考えながらゲームをコントロールするのです。

ディフェンス(DF)時の司令塔

ディフェンス(DF)時には、デフェンスラインの後方にポジショニングし、味方に指示を出して相手の攻めてきそうなスペースにプレイヤーを移動させたり、密集に働きかけている味方に次の仕事をするよう指示を出す役割も果たします。

スクラムハーフに求められる資質

次に、スクラムハーフに求められる資質について解説します。

前述した役割を果たすためには、どのような能力が求められるかを確認していきましょう。

高い持久力とアジリティ

これはどのプレイヤーにも必要な要素ですが、特にスクラムハーフにおいては、高いアジリティ能力や持久力が求められます。

ラグビーチームの構成メンバーの中でも、スクラムハーフにスピードや持久力に最も優れたプレイヤーが配置されることも少なくありません。

理由としては、ゲームが行われている時間帯は、素早く密集へ移動してボールをパスしたり、自分でボールを持ち出して相手を撹乱したりする役割を担っているからということがあげられるでしょう。

パススキル

スクラムハーフは身体能力以外にも、パススキルの高さも求められます。

ごちゃごちゃした密集のなかからボールを持ち出し、味方に正確なパスを繋げるスキルはアタックの質の高さに直結します。

相手からのプレッシャーを受けやすい場面でも、冷静に正確無比なパスを投げ続けられる力も求められています。

コミュニケーション能力

スクラムハーフはゲームメイクをするポジションなので、指示を出したり、味方を鼓舞するためのコミュニケーションスキルも求められます。

常に状況をいち早く察知して、味方に伝えたり、指示を出して移動させたり、ゲームが止まっているときには修正する点などの情報を共有する力が必要になります。

コミュニケーション能力が高いスクラムハーフがいるチームは、ゲームの中で規律を一貫して保ちながら、相手の特徴に応じたプレーを展開できるチームが多いです。

戦術に関する理解力

ゲームメイクを担うスクラムハーフは、戦術に関する理解力も欠かせません。

コーチの考える戦術をチームとしてパフォーマンスできるよう理解に努めつつも、自分の意見を伝えたり、これまでの経験を活かして応用する力も求められます。

このように、スクラムハーフは選手と指導者陣をつなぐ役割も果たします。

 



まとめ

それでは、これまで解説してきた内容をまとめていきます。

スクラムハーフはバックス(BK)に分類され、背番号は9番を着用します。

スクラムハーフの役割は、大きく以下の3つがあげられます。

上記の役割を達成するために必要な資質は以下の通り

今回はスクラムハーフについて解説してきましたが、ラグビーには身体の大きさやプレイヤーの性格や特徴に応じてさまざまなポジションがあります。

各ポジションの役割を理解することで、更にラグビーの練習やゲーム観戦が楽しくなりますよ!

この記事が読者の皆様の参考になれば幸いです。

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それでは、また!

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