【初心者必見】ラグビーのポジションとその役割について解説

ラグビーの知識(ルール•コーチングなど)

こんにちは、Big L(ビッグエル)です!

15人制のラグビーは、プレイヤーの体型や能力によってそれぞれ適したポジションがあり、各ポジションの強みを活かしてボールを前に運び、得点に繋がった時の喜びはなんとも言えないものがあります。

初心者ラガー
初心者ラガー
  • じゃあ、ラグビーにはどんなポジションがあるの?
  • 各ポジションの役割は?
  • 自分にあったポジションはどこだろう?

そんな悩みを解消します。

自分がどのポジションに適しているのかわからない人も、この記事を見ることで、これから高めていかなければいけないスキルや理想の選手像などがイメージできるようになると思います。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

Big L
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それではよろしくお願いします!

 



各ポジション紹介

まず、ラグビーにはどんな種類のポジションがあるのかを解説していきます。

ポジションが決まっていく要素は『体型』『ラグビーの経験値』『身体能力』『チーム事情』などさまざまです。

また、複数のポジションをできるようにトレーニングすることによって選手としての可能性を広げていくことにも繋がります。

理想のポジションはどこなのか、下図やこれから説明する内容を参考にしてみてください。

図:ポジション一覧(Big L作)

フォワード(FW)

フォワード(FW)は体格の大きい選手が務めることが多いポジションです。

特徴的なプレーとしては、ボールがタッチ(コートの外に出ること)になった時に行われるラインアウトや、ノックオンやスローフォワードなどの軽微な反則が起きた時に行われるスクラムなどがあげられます。

スクラムやラインアウトがわからない人は以下の関連記事もご覧ください。

それでは、FWの各ポジションについて以下で解説します。

フロントロー

フロントローはスクラムの最前列で相手のフロントローとスクラムを組む役割を果たします。スクラムは押し合いながらボールを争奪するので体重があるプレイヤーが多いです。さらにポジションを分けるとプロップとフッカーというポジションがあります。

プロップ(PR)

プロップはチームの中に2名いて、スクラムの左側に位置するプロップを『ルースヘッドプロップ』右側に位置するプロップを『タイトヘッドプロップ』といいます。スクラムの中では最前列に位置し、相手のプロップと直接組み合います。体重があり、がっしりとしたプレイヤーに向いているポジションです。

フッカー(HO)

スクラム時に両プロップの間に位置するポジションで、スクラムを押す際の舵取り役になるポジションです。また、味方のスクラムハーフが投入したボールを味方のスクラム内に足で掻き入れる役割も果たします。ラインアウトにおいてはスローワー(ボールを投入する人)になることも多いポジションです。体が大きい割に器用でリーダーシップのあるプレイヤーに向いています。

フロントローについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

セカンドロー

セカンドローは、両ロックの2名のことで、スクラムでは2列目に位置しています。長身のプレイヤーが多い傾向にあり、ラインアウトではジャンパー(味方に空中に持ち上げてもらってボールを争奪する役割)を担うことも多いです。

ロック(LO)

ロックは背番号4、5番の選手のことで、長身の選手が多い傾向にあります。スクラムでは2列目に位置し、プロップに自身の体重とバックローの押しを伝える役割を果たします。ラインアウトではジャンパー(空中で投げ入れられるボールを争奪する役割)をすることもあります。長身を活かして華麗にオフロードパスを決めたり、力強い前進をすることが多いのもこのポジションの特徴です。

セカンドローについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

バックロー(サードロー)

バックローとは、スクラムの後方3名のプレイヤーのことです。フランカー(FL)2名とナンバーエイト(NO8)という3名で構成され、ゲーム中はボールを持っているプレイヤーのサポートなどを務める体力のいるポジションです。それでは、バックローのポジションを細かくみていきましょう。

フランカー(FL)

フランカーはスクラムの後方両サイドに位置するポジションです。非常に体力があり、身体能力に優れているタイプのプレイヤーが多いという特徴があります。バックスのプレイヤーが相手に捕まりそうになった時のサポートであったり、DFの際にはタックルの回数が1番多いのもこのポジション。FWの中でも1番体力がある場合が多いです。

ナンバーエイト(NO8)

スクラムの最後尾に位置しているプレイヤーです。リーダー性に優れていて、スピードやパワー、体力、ラグビーのスキルが総合的に高いプレイヤーが多いポジションです。チームの戦略にもよりますが、FWのプレーを担いつつもバックスに混じって攻撃を行ったりと、器用かつ高い身体能力が求められます。

バックロー(サードロー)について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。



バックス(BK)

バックス(BK)は、足が速くてパススキルやキックスキルが高く、FWが獲得したボールをパスやランニングによって大きく前進させたり、キックによって相手陣への前進を狙うなどのプレーが多くみられるポジションです。バックスのポジションは7名で構成され、それぞれ役割も異なるので、以下で詳しく解説します。

ハーフバック

ハーフバックはスクラムハーフ(SH)とスタンドオフ(SO)というポジションで構成され、戦略を実行するために指示を出したり、ゲームをコントロールするための指示を出すポジションです。リーダーシップに優れ、ラグビーの知識や経験、予測する能力などが求められます。

スクラムハーフ(SH)

正確な判断とパススキル、俊敏性、高いコミュニケーション力が求められるポジションです。チームの中では1番小さなプレイヤーが多いのもこのスクラムハーフというポジションの特徴です。フォワードとバックスの連携やスタンドオフとの連携でチームの戦略の方向性を決める重要な役割を担います。

スタンドオフ(SO)

スタンドオフもスクラムハーフと同様、高いパススキルと正確な判断、コミュニケーション力が求められ、チームの司令塔を担うポジションです。また、キックで大きく前進を試みたり、ペナルティゴールやコンバージョンゴールを狙うのもこのポジションのプレイヤーが多い傾向にあります(フルバックなどが蹴ることもある)

スリークォーターバック

スリークォーターバックスとは、インサイドセンター(背番号12番)、アウトサイドセンター(背番号13番)、ウイング2名(背番号11番と14番)の4名のことです。ランニングの能力、ハンドリング(パスやキャッチ)、キックスキルに長けており、空いているスペースを活用したアタックを仕掛けるのが得意なプレイヤーが多い傾向にあります。以下でそれぞれのポジションを解説します。

センター(CTB)

センターはインサイドセンター(12番)とアウトサイドセンター(13番)の2つのポジションから構成されています。アタックの時にはスピードのある力強い突破やウイングのトライをサポートする役割を担い、ディフェンス時にはタックルの回数が多くなるのもこのポジションの特徴です。バックスの中でもガッチリとした体型のプレイヤーが多く、細かく言うとインサイドセンターはパスやコンタクト能力に優れたプレイヤー、アウトサイドセンターはスピードがあって突破力に優れたプレイヤーが起用されるケースが多いです(そこまで細かく分類していないチームもあります)

ウイング(WTB)

バックスの中でも最もタッチラインよりにポジショニングをするプレイヤーのことで、右ウイングと左ウイングの2名がいます。チーム内でも最も足が速いプレイヤーが多く、身体能力に長けています。アタック時にはトライを狙う言わばフィニッシャーになることが多く、ディフェンスでは相手ウイングのスペースをつくランニングを阻止したり、自分たちの陣地へ深く蹴り込まれたボールの処理などを担うのもこのポジションの特徴です。

フルバック(FB)

フルバックはチームの最後尾に位置し、アタック時にはエキストラプレイヤー(人数的な優位性をつくるためにラインアタックに途中から参加するプレイヤーのこと)としてアタックラインに参加したり、ディフェンス時には後ろから指示を出すなどマルチに動ける能力を持ったプレイヤーが多い傾向にあります。

まとめ

それでは、今回の内容をまとめます。

この記事では、ラグビー初心者のためにラグビーのポジションの特徴について解説しました。

15人制のラグビーでは以下のポジションがあります。

各ポジションの特徴や求められる能力を知ることで、自分のなりたいポジションを見つけることに繋がったり、求められる能力を把握することに繋がります。

また、ラグビー観戦を楽しむ1つの要素になると思います。

本記事の内容が、読者のみなさまの目標を明確化したり、ラグビー観戦を楽しむきっかけづくりになれば嬉しいです。

他にもラグビーに関する情報をまとめた記事がありますので、よければ以下のリンクからご覧ください。

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